ランディングページ (Landing Page, LP) とはなんたるか
仕事ではないのだけど、ランディングページの作成に取り組むことになった。
Webに関する知識がとにかく乏しい。。ということで、まずランディングページとはなんたるかを調べてみた。
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LandingPage.md · GitHub
ランディングページ(Landing Page, LP)
広義のランディングページ
ユーザがサイトへの流入時に最初にアクセスしたページ
つまり、Web上で公開されている全てのページはランディングページとなりうる。
アクセス解析をする場合は、こちらの意味で使用することが多い。
狭義のランディングページ
ユーザをダイレクトにアクション(注文、問い合わせなど)に結びつけることを目的としたページ
広告施策用に制作する1ページで完結する縦長のページ
リスティング広告で施策を打つ場合、検索ワードに応じて複数のLPを用意することがある
この記事では、狭義のランディングページについて整理しています。
LPの持つ特徴
下記は、商品・サービスの『特性』や『目的』に応じて持たせる特徴を工夫する必要がある
- 縦に長いページ構成
ユーザに検索の手間を取らせないよう、情報を詰め込んでいる
≒ 営業トーク。ユーザが欲しい情報を、売り手が見せたい順番で提供できる - リンクが少ない
コンバージョンを目的としているため、回遊性を下げ、直帰率を抑えている
≒ うまく作らないと、直帰率がかなり上がる - デザインの自由度が高い
グローバルナビゲーションや、サイドメニューが必要ない - ページあたりの作成コストは高い
原稿、デザインにかかる人件費、スマホ対応 - SEOと比べると施策的には低コスト
ランディングページ最適化(Landing Page Optimization, LPO)により、コンバージョンを向上
⇨ 同じの流入量でも売上を向上させることが可能、SEOよりも先に打つべき施策 - SEOに弱い
視覚的なインパクトを優先することから画像が多くなりがち
文字情報が少なくなり、画像読込みにより表示速度が遅くなる
⇨ SEOを気にせずにデザインできるという解釈もできる
LPの構成要素
物理的な構成要素
- ファーストビュー
要素:キャッチコピー・画像・コンバージョンボタンなど - ボディ
要素:メリット、製品・商品の具体的な情報、メディア掲載、利用者の声など - クロージング
要素:期間限定、プレゼント、サンプル提供、送料無料など
論理的な構成要素
論理的な構成にはいくつかのフレームワークが存在している
BEAF
- Benefit(ベネフィット)
ユーザにとってのメリット - Evidence(エビデンス)
メリットの根拠 - Advantage(アドバンテージ)
競合に対する優位性 - Feature(フィーチャー)
特徴、スペック
AIDA
- Attention(注意)
ユーザに響く画像やキャッチコピーで注意を引く - Interest(関心)
ユーザに具体的な説明で商品・サービスを訴求する - Desire(欲求)
ユーザにとってのメリットを伝え、欲求を掻き立てる - Action(行動)
ユーザをコンバージョンに結びつける動機付け
QUEST FORMULA
- Qualify(ターゲティング)
どのようなユーザにとってのソリューションであるかを明示することで対象を絞り込む - Understand(理解・共感)
ユーザへの理解を示し、共感を表明することで信頼感を与える - Educate(教育)
ユーザに商品・サービスについての情報を提示し、信憑性を高めながら価値を伝える - Stimulate(興奮)
ユーザに商品・サービスを手にした後の効果や満足感を想像させる - Transition(行動)
ユーザがどのようなアクションを起こせば商品やサービスを手にできるのかを明示し、行動させる
LPO(Landing Page Optimization、ランディングページ最適化)
- ヒートマップツールの導入によるユーザの行動の把握
- フレームワークによる構成の見直し
- 心理学や人間工学、デザインの原則などに基づくデザインの見直し
- SEOによる流入からLPへ流し込む導線の作成
- リスティング広告のキーワードに応じた複数パターンのLP作成
参考にした記事
ds-b.jp
webkikaku.co.jp
webbu.jp
ferret-plus.com
liskul.com
kazuto-yoshida.com
webtan.impress.co.jp